フリパは月極駐車場と時間貸しの両方を利用できる駐車場シェアリングサービス会社です。

 

堅実に収益を上げたい方は月極駐車場として、貸せるときだけ貸したい方は時間貸しとして自宅駐車場を貸し出すことができます。

 

そんなフリパのメリットとデメリットについて、実際に貸し出しているオーナーの事例や、サービスの利用しやすさなどを調べました。

 

駐車場シェアリングサービスを決める際に見るべき3つのポイントを見る >

 

フリパはこんな人が利用しています

自宅の駐車場や空いたスペースで収入を得られる、駐車場シェアリングサービスは、そのほとんどが1日貸し・時間貸しのものばかりです。

 

フリパも時間貸し駐車場として貸し出し可能ですが、特徴は月極駐車場としての貸し出しも可能という点です。

 

また、1日貸しの駐車場シェアリングサービス会社によくある『0:00~23:59まで貸し出す』必要がなく、自分の都合に合わせた時間帯で貸し出せます。

 

公式サイトでも取り上げられている事例では、以下のように個人オーナーや、個人以外の利用者もいます。

個人の自宅駐車場を出勤中にだけ貸し出し

フリパは、月極契約でも時間帯を分けて貸し出すことができる珍しいサービスです。

 

他社でも月極駐車場の貸し出しを仲介するサービスがありますが、一般的には月極契約が決まると、24時間365日、契約したユーザーしか駐車場を使用できません。

 

フリパの場合、月極でも時間帯でシェアすることができ、たとえば「日中は出勤で車を使うから、昼間だけ貸して帰宅する時間帯には利用しないでほしい」という場合も月極契約できます。

 

夕方から朝の時間帯をオーナーが使い、昼間だけを月極駐車場としてユーザーに貸し出す方法で、フリパでは『月極の昼夜シェア』と呼んでいます。

 

「月極なのに昼間だけ使用できるというのは、不便なのでは」と思うかもしれませんが、ユーザーが個人利用者とは限りません。

 

近くに駐車場なしの職場がある方の場合、昼間だけ駐車できるスペースが確保されていれば良く、昼間限定の月極駐車場でもしっかりとメリットを得られます。

 

昼間しか借りないため、24時間利用可能の一般的な月極駐車場を借りるよりも安く済むのも、フリパの『月極の昼夜シェア』ならでは。

 

「平日のみ」「昼間のみ」と曜日も時間帯も限定できるので、駐車場が1台分しかないオーナーでも『月極の昼夜シェア』で貸し出しできます。

 

また、ユーザーと駐車場オーナーが直接やりとりできるSNS交換機能もあり、スケジュールや気になった点の確認がリアルタイムでできるのも便利です。

会社や店舗の駐車場を収益化

営業や作業に車を使用している会社や、特定の時間帯は来客数が少なくなる店舗の駐車場を活用する方法もあります。

 

たとえば昼間は配達で車が出払っている会社の場合、平日昼のみ貸し出し登録できますし、夜間は来客が少ない店舗の場合、夜間のみ貸し出すことができます。

 

そのまま放置していても損することのないスペースですが、フリパに駐車場登録して時間貸しをすることで、ちょっとした収益となります。

 

短時間でも、立地によってはかなりの需要が見込めるでしょう。

 

また、会社や店舗の駐車場にはたいてい監視カメラがついているため、ユーザー側も防犯効果の高い駐車場を安く借りられるなど、お互いにメリットづくしです。

月極駐車場の活用

個人で月極駐車場を借りている方や、個人事業主として月極駐車場を運営している方も、フリパに登録可能です。

 

ただし、個人で借りている月極駐車場を貸し出す場合は、規約的に問題はないかオーナーに問い合わせることを忘れずに。

 

個人で借りた月極駐車場を貸すメリットは、以下のようなものがあげられます。

  • 長期旅行中に無断駐車されずに済む
  • 空き巣対策になる
  • 月極駐車場代の足しにできる

第一にあげられるのは、やはり防犯効果を高められるメリットです。

 

実は月極駐車場で多いトラブルのひとつが、「契約していない車が勝手に駐車している」ことなのですが、出かけている間に自宅用の区画へ駐車されるだけではありません。

 

自宅用の区画に駐車していても、目の前の通路に無断駐車され、「車を出したいのに出せないで困った」というトラブル例も少なくないのです。

 

また、入念に下調べをする空き巣の場合、駐車場の場所がバレていても、車が駐車されていれば「親戚か誰かが来ている」「誰かに留守番を頼んでいる」と思ってくれます。

 

収益額によっては、月極駐車場代の足しにできるのも嬉しいところです。

 

個人事業主で月極駐車場を運営している方の場合、フリパに登録することで駐車場の存在を(広告費をかけずに)周知できます。

 

空いているスペースの一部を時間貸しにし、残りを月極契約にするなど、需要に合わせて貸し出し方法を変えられるのも、あえてフリパを利用するメリットです。

 

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フリパに駐車場を登録する方法

フリパはユーザーも駐車場オーナーも、まずは無料会員登録するところから始まります。

 

他社の駐車場シェアリングサービスの多くは専用アプリをダウンロードしなければなりませんが、フリパは会員登録するだけで、インターネット上で気軽に利用できます。

  • 個人情報やニックネームの登録
  • マイページにログインする
  • 車庫・駐車場の写真や情報の登録
  • 貸し出し可能日時の設定

この4ステップで、駐車場オーナーとしての手続きが完了します。

 

駐車場情報は区画図の登録も求められますが、手元にない場合は省略可能です。

 

登録した駐車場情報は、会員限定のメールサービスで新着駐車場として紹介されたり、その後もお得駐車場情報として条件の合う会員登録者に紹介されます。

フリパではどれくらい稼げる?

フリパの公式サイトでは、具体的な収益例は紹介されていません。

 

そのため、実際に提供されている駐車場情報を参考にして調べたところ、地域ごとに大きく異なっていました。

 

フリパに登録されている月極駐車場情報を一部の地域で検索したところ、以下のとおりでした。

  • 宮城県岩沼市…5,000円
  • 東京都港区…43,200円
  • 愛知県名古屋市…5,000円
  • 兵庫県神戸市…10,000円
  • 福岡県北九州市…7,000円
  • 鹿児島県鹿児島市…10,000円

ちなみに、同じ市内でも数千円の差がある場合も多く、これはあくまで平均的な数字です。

 

フリパはまだ会員数も登録駐車場数も多くはないようで、東京や大阪で駐車場情報を検索しても、あまりヒットしませんでした。

 

その分、ライバルが少ないとも言えますが、会員数の多さを優先したい方は、会員数の多い業界大手の駐車場シェアリングサービス会社も検討してみましょう。

シミュレーション方法

収益金額の目安は、実際に近隣地域で貸し出しているオーナーの駐車場情報を参考にするしか方法はありません。

 

近隣にフリパ会員がいない場合、駐車場情報を登録して直接フリパに相談してみるのも良いでしょう。

 

「収益の目安が分かるまでは、まだ会員登録すらしたくない」という方は、手軽にシミュレーションできる他の駐車場シェアリングサービス会社を、検討候補に加えてはいかがでしょうか。

 

たとえばakippa(あきっぱ)や特Pは会員登録せずにシミュレーションが利用でき、サービスも充実しているため、ユーザーからもオーナーからも人気の高い2社です。

 

ただし、この大手2社に比べると、フリパは手数料が収益の10~20%と業界最安値です。

 

これまでは特Pが30%で業界最安値レベルでしたが、フリパがさらに安く設定しているため、手数料にこだわる方はフリパも検討の余地があります。

フリパで駐車場を貸すとかかる税金

個人で駐車場を貸し出す場合、収入によっては所得税の支払いが必要になります。

  • 副業の場合…年間20万円以上の所得
  • 本業の場合…年間38万円以上の所得

会社で年末調整している方は、副業として(駐車場貸し出し以外も含め)年間所得20万円以上を稼ぐと、確定申告をしなければなりません。

 

個人事業で既に確定申告を行っている方は、年間の合計所得が38万円以下であれば所得税は課税されませんが、33万円以上になると、住民税が課税されるため注意しましょう。

 

また、貸し出している駐車場が個人宅など『住宅地として固定資産税の減税措置を受けている』土地にある場合は、地方によって解釈が異なります。

 

駐車場シェアリングサービスに対する固定資産税の考え方が、地方自治体ごとに異なるため、駐車場分のスペースのみ、固定資産税の減税措置から外されることもあります。

 

フリパで自宅駐車場の需要が高い(毎日のように利用者がいる)場合は、一度自治体に固定資産税について確認しておくことをおすすめします。

まとめ

すでに整備されている個人宅・会社・店舗の駐車場を活用した小規模の駐車場経営は、リスクが少ないのでおすすめです。

 

ただし、駐車場情報を登録する会社は『何を優先するか』よく考えてから決めましょう。

 

会員数の多さや知名度を優先するならakippa(あきっぱ)や特Pがおすすめですが、手数料を優先するなら、業界最安値の10~20%を設定しているフリパも魅力的です。

 

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