駐車場シェアサービスとは?
駐車場を特定の人に貸し出すのではなく、より幅広いユーザーのニーズに応えるためにシェア利用してもらうことを実現するサービスです。
利用者目線で見ると、スマホひとつで完結する駐車場シェアサービスは非常に使い勝手がよく、サービス加入者数が増加する要因となっています。
オーナー目線でも、民泊とは違い免許や届け出がなく誰でも簡単・すぐに始められるということで最近注目度が高まっています。
プロの第三者にお願いするため、オーナーは無駄なトラブルに巻き込まれることもなく、運用の手間もなくなります。
マーケット環境
富士経済グループによれば、2030年には市場規模がなんと1094億円(2017年比68.4倍)ということが予測されています。
参考 : 自動車関連のシェアサービス国内市場を調査| 富士経済グループ
SONPOホールディングスなど多くの大企業が参入していることも業界の将来性が見込まれていることの証明を言えます。
収益化実績|売上事例3選
どれくらい収益が出る事業なのかを、今回は特Pオーナー様の具体事例を元にご紹介します。
①自宅駐車場、近隣球場の観戦客に大人気
利用料売上 67,900円/月
②車のスペースがなくても・・・ バイク専用駐車場も大人気
利用料売上 40,500円/月
③コインパーキングの一画を予約制駐車場に
利用料売上 221,050円/月
サービスを利用できる条件
以下例に一つでも当てはまるのなら、あなたにもチャンスがあります。
- マイカー通勤など平日の一定時間駐車場を使わない時間がある会社員
- 車を売却してしまい、車庫が物置になっている持ち家パパ
- 駐車場運営をしていて埋まらない区画がある経営者
- 店舗の駐車場を開店以外の時間や休日に貸出したい店舗オーナー
駐車場シェアサービスの利用方法
運営コスト0!
コインパーキングのように施設を整える必要はありません。 即開業できていつでもやめることができる手軽さが魅力です。
例えば特Pというサービス会社では、登録費・運営費・解約費が全てかかりません。
100%おまかせ運営!
駐車場貸し出しで最も手間がかかるのが、集金とトラブル時の対応です。
シェアリングサービスでは利用者とサービス会社間の決済はすべてクレジットカードで完了します。
そのため、個人での貸出の際に発生する集金トラブルなどとは無縁です。
また、専用のコールセンターがありトラブルや利用者からの問い合わせは全て代行してくれるため、仕事中に利用者から電話が入るなど無駄な時間を使わなくても大丈夫です。
最短15分から|柔軟な貸出設定!
貸出時間は一日貸しもコマ貸しも可能です。
- 空いている時間だけ
- 月極契約が決まるまで
- 近くでイベントが有るときだけ
- 旅行から帰ってくるまで
オススメサービス会社|Best3
サービス会社を選ぶ際に重要な「サービスの知名度」「サポート体制」「保険加入の有無」について比較してみました。
No.1:特P (とくぴー)
ユーザー利用者数やサポート体制、手数料の安さからまずここを登録しておけば間違いないといえるサービスです。あまり登録しない理由がありません。
総合評価 | |
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サービス利用者数 | 月間登録数3000人 |
WEBサイトのアクセス数 | 月間300万人 |
アプリDL数 | アプリなし |
サポート体制 | 24時間対応 |
保険の付帯 | 利用者の対物保険加入必須 |
手数料 | 30% |
備考 | 駐車場利用者は対物保険加入が必須条件 初期費用は0円で、ランニングも0円だから気軽に始められる。 |
※2020/4月時点の情報
ポイント1 : 利用者の保険加入が必須
1つ目は魅力は「利用者の保険加入が必須」という点です。
任意保険に入っていない自動車ユーザーが事故を起こしたトラブルはよくあります。
例:修理費巡りトラブル相次ぐ|西日本新聞
特Pはユーザーが利用する際には対物保険の加入が必須となっています。
絶対に保険に入っているユーザーしか使わないと分かっていれば、安心して貸すことができます。
ポイント2 : 業界最安の手数料
2つ目のおすすめポイントは「手数料の安さです。
競合のakippaは売り上げに対する手数料が50%と設定されています。
それに対して特Pは手数料が30%です。
月間の売上が5万円とした場合、20%の手数料の差は1万円になります。
No.2:akippa(あきっぱ)
圧倒的なユーザー利用者数を踏まえると、akippaもオススメです。こちらも登録しない理由はあまりないのですが、手数料の高さはやや気になる人がいるかもしれません。
総合評価 | |
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サービス利用者数 | 150万人(2019年8月時点) |
WEBサイトのアクセス数 | 非開示 |
アプリDL数 | 非開示(Google Play 10万以上) |
サポート体制 | 24時間対応 |
保険の付帯 | 利用者の任意保険(対物保険加入は必須ではない) |
手数料 | 50% |
備考 | 国内最大の利用者数 |
※2020/4月時点の情報
ポイント : 業界最多のユーザー登録者数!
akippaはユーザー登録者数が一番多い駐車場シェアリングサービスです。
利用者数、アプリの普及(非開示ですがかなり多いと思われます)、SOMPOホールディングスとの提携以外にも大手企業からの出資、事業提携の歴史があるなど、駐車場シェアサービスのリーディングカンパニー的な存在です。
利用者が多いということはそれだけ、駐車場を貸して収益を出すチャンスが多いということです。
“手数料率”や”対物保険加入は必須ではない”などの理由で特Pより評価は下がりますが、ユーザーに駐車場を使ってもらい利益の最大化を狙うという観点からみると登録はしておいたほうがいいと言えます。
No.3:スマートパーキング
予約制ではなく、リアルタイムに空き状況を確認して使用するのがスマートパーキングの特徴です。
ただしオーナー側としては予約制でないため売り上げの目安がたてずらい、不正利用かどうかわかりづらいといったデメリットもあります。
愛知県名を中心に展開してきていましたが、東海地方や関東地方の不動産管理会社とも提携して賃貸物件の空き駐車場にスマートパーキングの設置を進めています。
今後注目のサービス会社でので、情報が更新されればUpdateさせていただきます。
まとめ
以上紹介したように、駐車場シェアサービスは多数あり、それぞれに強みと弱みを持っています。
それぞれの強みと弱みを理解して収益を最大にするには
メインで”特P”を利用して、サブで”akippa”を利用することがベストと言えます。
収益を出している人は手数料率が低く、保険がしっかりしている特Pをメインで使い、予約がないときはakippaで募集するといった手法をとっている印象です。
まずは駐車場を登録してみて、駐車場貸し出しを実施しながらその効果を検証いただくのが良いかと思います。
おまけ
ここまで読んで、まだ特Pとakippaどちらに登録するか迷っている方のために、両サービスの比較もさせていただきました。是非読んでみてください。
